温泉に

 論文を本にまとめる仕事などで やたら忙しい夏休み。けれど、ぜんぜん遊びに行かないのも ヘクティッシュ(「ヘトヘト」のドイツ語)なので、妻とモコとぼくの3人(!)で大津市の温泉旅館に行ってきた。旅館は犬OKのところで、仕事を手伝ってくれている独文の院生 岡本奈菜さんが教えてくれた。ご家族(+愛犬)で堪能できた旅館 とのこと。

出発直前に自宅の玄関で (リチャード・ギア似?)

 ご飯はどれも美味しい。でもちょっと多めかな^^;; モコにはオアズケだけど、犬用のご飯も出してくれた。面白かったのは、部屋にもお風呂があり、その横に犬用の小さな浴槽があったこと。そこでモコにシャンプーしてあげたのが ムッチャ楽しかった(その写真がなくて悔しい)。モコは仲居さんたちにも可愛がられて、始終しっぽピコピコ。

モコは見るだけね^^;;

 二泊三日なので、現地でフルに使えたのは1日だけ。午前中、佐川美術館で樂直入の茶道茶碗と B.ビュフェの油絵を観た。樂直入については、以前「文化と社会の経済学」の授業で 千利休「茶の湯」と ルター「宗教改革」を比較したとき、利休付の茶碗職人 長次郎の15代目の彼が 加藤周一と対談した映像でもって 日独の文化の相違を説明したことがある。

佐川急便操業40周年にできた美術館

 昼食は鶴喜蕎麦(つるぎそば) で。創業は享保元年(1716年)とのこと。ユストゥス・メーザー(1720年生れ)の生誕300年にちなんでドイツで講演したとき その時代の かの地に思いを馳せたけれど、日本ではこんな感じだったんだ。お店は、昨年度の京大での授業(大学院「経済哲学」)の受講生で大津育ちの渡邊碩さん(現在、鹿児島大学助教)のお勧め。

左に「享保元年創業」、真ん中に「手打」、右下に「喜鶴」(「つるぎ」と右から読む)―― 雨のためボケたのが残念

 午後ケーブルカーで比叡山の延暦寺へ。

 延暦寺は、高校日本史にも出てくる根本中堂は外観こそ改修工事で見れなかったけれど、中では、創設者の最澄(767~822年)がともした「不滅の灯火」が1200年以上も光り続けているのを 見ることができた。信長に襲われたとき一度消えたが、分灯していた山形県の立石寺(山寺)から火を持ってきたから そうなんだ、とのこと。途切れそうで途切れない継承、関西・東北の絆、すごいものがある。

延暦寺の入り口
根本中堂の外観はチケットのみで^^;;

 そして、旅館で くつろぐ。

持参したお気に入りのフリースにくるまるモコ

 自宅に帰ったら モコが まえより少しナツクようになっていた。この子もけっこう家でストレスがたまっていたのかもしれない^^;;