西宮市でレクチャー

 西宮市が運営する西宮市大学交流センターは、市内の複数の大学の教員による市民向け公開講座を定期的に開催していて、5月の「経済学レクチャー」では、ぼくが「経済学の歴史から――19世紀前半のドイツと現代」というテーマで2回連続で話した。

フライヤー

 自著『19前半のドイツ経済思想――ドイツ古典派、ロマン主義、フリードリヒ・リスト』(2020年)の3つの主な内容に 初期社会主義・初期マルクスも加えて、できるだけ分かりやすく説明して、現代との関連もアピールした。

レクチャー風景

 テーマ自体ちょっとなじみがないかもしれないと思い、丁寧に説明しようと頑張ったけれど、それでも限界があったかな…、と思いつつ。

 でも、あとのアンケートで「ドイツの歴史から経済について大変興味深く受講することができました。今後も聞いてみたいと思いました。」「先生のお話がすごくわかりやすいので、又この経済学セミナーを行なってほしいと思います」と書かれていたので、安堵した。

 そのように書いてくださった方々、ご清聴いただいたすべての皆さん、ありがとうございました。