ふたたび父の油絵を寄贈
関学の大学院司法研究科に父 原田克己の油絵を寄贈して、先月初めからその壁に掛けていただいている。司法研究科は西宮北口キャンパスにあり、数年前にも寄贈した心理科学実践センター(2021年5月5日のブログ「マームズベリから」)と同じく阪急西宮北口駅に隣接する西宮ガーデンズゲート館のなかにある。
このようにその8階の突き当りの壁に油絵「黄色い花」はある。部屋の中ではないので、ご覧になられたい方はいつでもOkである。
それに加えて3枚の連作「西宮ヨットハーバー」が7階の会議室にあり、これは中に入らなければ見ていただけないけれど、こんなふうになっている。
ぼくが中学生のときだっただろうか、父が「西宮のヨットハーバーまで写生に行ってくる」と言って朝早く家を出掛けて行ったことをうっすら覚えている。高槻市(京都寄りの大阪府)の家は西宮からかなり遠かったから、自分にはそれがどこにあるのかよく分からなかった。その西宮市の大学で自分が教えるなど、夢にも思わなかった。

定年退職まで長くない今、この絵たちが故郷の空気を吸って生きていけるように、しかも、良い船出を準備するハーバー精神でもって 大学院生の皆さんが法曹界に打って出られますように、という願いを込めて寄贈した。案内してくださった司法研究科事務長の植田幸利さんがぼくの経済学部赴任時の学部事務長でいらっしゃたことも、感慨深い。
その願いが功を奏したのか…、今年度、司法研究科の司法試験合格者の結果が非常に良かった。「合格率35.42%」「全国で10位、法科大学院課程修了資格の法学未修者においては34.78%で全国1位」である(司法研究科のサイトから)。
いやいや、油絵が功を奏したのではない^^;; 明らかに院生の皆さんと先生方のご努力の賜物である。むしろ この油絵たちでもってその結果に花を添えることができたことを、光栄に思う。
寄贈にあたってお世話になった司法研究科長の京明教授、友人の神戸秀彦教授、ならびに植田幸利事務長に お礼申し上げたい。

