鹿児島料理
親しくしている鹿児島市出身の若手研究者 若松直幸さん(大阪国際大学講師)と、西宮北口の鹿児島料理店「いちにいさん」で食事をした。彼の結石手術の良好な術後経過、共訳しているB.シェフォールトさんの経済学史研究会第250回記念例会報告「歴史に見る発展のための経済知の意義」(Ⅱ) の校了、その他を祝ってのことである。
黒豚しゃぶしゃぶ
野菜皿の向こうに、鍋奉行一式を隔てて、皿の上にフグのように瀟洒にならべられた薄切り肉が! コロナ禍のなか、食材を入れて出すのは菜箸のみと徹底しつつ、名産地鹿児島県から直送された黒豚を味わった。なるほど上品な甘みの高級豚肉とはこのことか、と納得する初体験だった。
地鶏炭火焼・黒豚とんとろ煮
そのあと、とくに鹿児島らしいものを彼に選んでもらい、地鶏炭火焼と黒豚とんとろ煮を注文した。地鶏炭火焼は、鶏肉の旨味と炙った香ばしさとで引き締まった味覚を、黒豚とんとろ煮は、よく炊いた豚肉の脂身のゼリー状の感触を、楽しませてくれた。当地では家庭料理としても作られるとのこと、超多忙・入院・コロナ禍状況で長く帰省していない彼には、郷愁のそそる、思わず笑みの浮かぶものであった。さらに祝杯では島美人 (?) も同席した。これは、いやいや、向うでよく飲まれる焼酎の銘柄のことである^^;;
若松直幸さん