運河沿いの住まい
ハンブルクの住まいは、ベランダが運河に面しているマンション。
運河を挟んで斜め向かいに 巨大な商品むき出しの建材店「建設王 Bau King」があったりで、さほどキレイではないけれど、朝焼け・夕焼けは こんな感じである。
週末の昼下がりにベランダでコーヒーを飲んだりしていると、いろんなボートがくる。
自転車みたいな二人乗りや、何人もでガヤガヤ乗っているのとか、数人が一糸乱れぬ漕ぎっぷりを見せるボート。スマートで速い一人乗りのボートにコーチがモーターボートで指導しているのは、競技目的なんだと思う。
逆の極めつけは 遊覧船。アルスター湖からここを通り、さらに上流の風光明媚なところまで行く。
もう一つの楽しみは 鳥たち^^。ガチョウ、アヒル、カモ、ぼくはちゃんと区別できないけど、いろんなのがにぎやかに泳ぐ。とくにガチョウは大音響で「ガーガー」。それに対してモコが吠えてしまい、近所迷惑にならないか悩みの種^^;;
白鳥には、少し歩いて 湖畔まで行ったら至近距離で会えた^^。
湖岸が自然状態なのが嬉しい。梅雨と台風がないから可能なのだろう。
ハンブルクというと、歴史的にハンザ同盟の中核として、海に面した貿易港を思い浮かべがちだが、港もエルベ川に沿って海からかなり入ったところにある。
町の真ん中にアルスター湖、そして、そこに通ずる運河がたくさんあり、いろんな風情が醸し出される。
住んでいるのはアルスター湖東岸のウーレンホルスト (Uhlenhorst) 地区。大学は湖の西南にあるが、バスを1回乗り換えるだけで、家から30分余りで着く。
港は市の南部にあり、レンガ造りの伝統的な倉庫群を生かしたハーフェンシティー(HafenCity)がキレイ。でも、それはまたの機会に^^。