今シーズン最後の芝刈り

 朝夕 肌寒くなってきた。晴れたので、シーズン最後の芝刈りをした。

 もうダメか もうダメか と思いながら、なんとか25年も続けてきた芝。今シーズンの初め 状態が悪かったので「もしこれでダメなら、維持も大変だし、やめようか」と思っていた。

 でも最後にちょっと違うやり方で試すだけ試してみようということで、いちかばちかやってみた方法は、芝を深く刈らずに浅く刈ること、その代わり回数を多くすること。でも三日坊主にならないよう、一回一回ほどほどにして、くたびれないようにすること。で、けっこうそれでうまくいったのだ! また続けよう!

 きょうは、その仕事納めだった。まずは、道具を並べて記念撮影^^;;

道具を出してスタンバイ

 

 刈り取った芝を集めるとき熊手をかなり傾けて、少し強めに、枯れた芝も 引っ搔いて取るようにする。これも今シーズンの方針。うん、これもよかったようだ^^。

集めたものの半分以上が枯れた芝

 

 作業をしていて5年前を思い出した。

 ベルリン・フンボルト大学にいたとき、庭付きの古い一軒家の1階を借りていた。もともと1930年代にできた家だが、それを何度もリフォームして使い続けるのは、向こうでは珍しいことではない。庭は広く、手入れを家主がイイカゲンにしていたので、秋には落ち葉でムチャクチャだった。繊細な芝などない。けれど、リンゴやクルミはあった。

 時間があるときに、積もり積もった落ち葉を集め、ちょっとはマトモになるようにしてみた。

見上げるモコがカワイイ

 竹ぼうきでもなく熊手でもなく、木製の大きなデッキブラシがいかにもドイツらしい。

クルミの実を家で

 クルミの木から落ちた実を、腐ってしまわないうちに拾い集めて、割って食べる。家にもってきたクルミに、モコは興味津々。硬い殻を大きなペンチのようなドイツのクルミ割りで力まかせに割り続けて、手が痛くなったことを、覚えている。

 うーん。懐かしい^^。これも秋の思い出。