もう終わりそうな1月

 年末から忙しくしているうちに もう1月も末になった。毎月1回ぐらいのペースでブログをと思いつつ、ついつい…。もう「明けましておめとう!」はどこ吹く風^^;; でも、皆さま、今年も宜しくお願いいたします。

 元旦はとくにお正月らしいことをしたわけではないけれど、例年どおりぼくがお雑煮を作った。父が京都人だったからいつもは白味噌だけど、今年はあり合わせの八丁味噌で。

お雑煮。左上は、お餅に井村屋の缶詰小豆、結構おいしい。

 
 5日夜、妻が急におなかが痛くなり、翌日から入院となった。さほど深刻ではないが虚血性大腸炎とのこと。入院に必要なものを届けて、計5泊。コロナ禍でお見舞いは禁止でも、病院の正面玄関で受け付けてくれる。退院後、何度か おじやを作った。

 妻の入院中、モコは、大学でハードに仕事する日は親戚に預かってもらったが、基本、久々にモコとぼくのふたり生活。モコは、投げたボールを取ってくるのと、足の下のボールを探すのが好きで、書斎でぞんぶんに やった。妻にはわるいけど、けっこうその遊びで楽しんだ^^;;


 1月16日の夜、宝塚市で阪神淡路大震災(1995年1月17日)のメモリアル・イヴェント「宝塚「生」の祈り2022」が催されていた。阪急宝塚・宝塚南口間の高架下の武庫川にある石積みの「生」の文字に灯がともされて、震災犠牲者を追憶・追悼。「生」は映画『阪急電車』(2011年)にも出てくる、川原の現代アート。

「生」の字に灯火

  川岸では、宝塚スターも登場してセレモニーがあった。

追悼セレモニー

 
 1月17日、ゼミで卒論報告会と縦コンパ。「イマヌエル・カントの『実勢理性批判』の考察」を書いた折戸くんがカントにのめり込むようによく読んでいたのはアッパレだった。コンパでは好評のビンゴはなくてクイズだというので、シラケるのでは?と心配したが、なんのなんの、良く工夫されていて、本当に楽しめた^^。このサイトの「原田ゼミ」コーナーと そこから学部の原田ゼミのところ(矢代くん執筆の記事)も見てほしい。

か わ い い !

 
 1月22日には、学内(学部内)インゼミでゼミ生が報告した。日暮くんの報告が良かった。報告論文は、このサイトの「原田ゼミ」のところにリンクしてある。

 
 さて、1月を通じてずっと気になっていたのは、ドイツのコロナ状況である。

 ドイツでは一度11月に約8万人とピークだった毎日の新規感染者数は、年末にどんどん下がってきたので、彼らのド根性で安全圏まで下がるのでは!? と思いきや。新年になってオミクロン株ということもあり、ググッと上がり、そのままうなぎ昇りに^^;; またたく間に 現在なんと15万人(!)近くにまでなってしまっている。

ドイツの毎日の新規感染者数
(ロイターによる、10月29日現在)


 日本でも きょう約8万5千人になり、深刻視されている。でも、ドイツは人口が8400万人で、日本の1億2600万人と比べると3分の2ほどしかいないのだから、新規感染者はムチャクチャ多いのである!

 どうしてそれが気になるのかと言うと、この3月末から半年間ハンブルク大学に研究滞在することになっているからだ。でも、この状況からして、その延期を考えたい。